株式投資

どんな種類があるの?初心者におすすめの方法は?【初心者向け 投資スタイルを決めよう】

一言に株式投資しといっても様々な投資スタイルがあります。この記事は、これから株式投資をスタートしようと考えられている方向けに株式投資の種類について解説します。

いろいろと聞いたことのない言葉ばかりが並びますが、細かく内容解説してます。私流のスタイル選びの方法も記載します、ぜひ最後までお読み下さい。

初めに、私が現在メインに行っている投資方法は『インデックス投資スタイルとなります。基本的に私はインデックス投資1本です、とはいえ他の個別株式を持っていないわけではありませんが、米国インデックス連動ETFに複数投資をしています。

理由は投資のプロの選ぶ株であれば素人の僕がえらぶより圧倒的にリターンが多いだろうと思っているからです。

実際自分が仕事を終えるはずの65歳以降で年金がいくら毎月もらえるのか?ということを頭に入れて資産がどれくらいあれば楽に生活していけるのだろうかということを念頭に計算する必要があると思います。

この記事でわかること

  • 投資スタイルの紹介
  • おすすめの投資スタイル

ではみていきましょう!!

株式投資の種類にはどんなスタイルがあるの?

株式投資のスタイルは株を保有し続ける時間によって、短期と中長期に大きく分けられます。短期投資の方法としてはテクニカル分析が用いられ、中長期投資の方法としてファンダメンタルズ分析が用いられます。

テクニカル分析とは、市場のニュースやトレンドを把握しチャートのローソク足や移動平均線などを駆使し、株価の動きを予想して売買をしていく手法です。

ファンダメンタルズ分析とは、企業の過去情報や企業が発信している情報などから、稼ぐ力やお財布の状況、リスクを抱えていないかなど少し専門的な知識が必要となります。

短期投資

1【デイトレード】 売買期間:1日以内

ねらい:キャピタルゲイン(値上がり益) 

デイトレードは1日のうちに売買を完結させる手法となります。売買の成立した株数をあらわす出来高情報や市場ニュース、

その株価のトレンドなどを予想し投資を行うためテクニックである程度経験が必要な投資スタイルとなります。

日中パソコンの画面を見ながら株価のトレンドを瞬時に判断して取引します。大きく儲けを出したい場合は大きな金額をかける必要がありますので、

一瞬の操作で獲得することも、失うこともあるので強い精神力も必要とし、まさに天国か地獄の世界です。(※信用取引は加味していません)

・短時間で稼ぐことが可能
・取引時間外に発表されるニュース(悪材料)の影響を受けない

・画面から目が離せない
・サラリーマンとして日中仕事をしている人には向かない
・売買手数料がかさむ

2スイングトレード 売買期間:数日~数週間

ねらい:キャピタルゲイン(値上がり益) 一部インカムゲイン(配当金)ねらいあり

さらに売買の期間が延びるスイングトレードは、株価の動きにあわせて数日から数週間で売買を行う手法となります。日中パソコンの画面にはりついて株価を見る必要がないので仕事をしているサラリーマンでも選択可能な投資スタイルとなります。

取引時間外に発表されるニュース(好材料)で値上がり益が期待できますが、その逆もしかり、デイトレードでは時間外のニュース(悪材料)が出ても影響がありませんでしたが、このスタイルは株を保持しているため予期しないニュースがどとらで発表されるかにより、明暗が分かれます。

またスイングトレードはファンダメンタルズ分析が必要となり売買にはテクニカルの知識も有利に働くため複合的な知識が必要となります。(※信用取引は加味していません)

・短時間で稼ぐことが可能
・日中仕事をしていてもある期間保有するため選択可能となる
・取引時間外に発表されるニュース(好材料)値上がり益が期待できる

・売買手数料がある程度かさむ
・企業情報の分析が必要
・取引時間外に発表される(悪材料)により損失が発生する可能性がある

では次に、中長期的な投資スタイルについて解説します。これから紹介する投資スタイルはその名の通り長期間株を保有し企業や事業体の成長にあわせて株価は上昇するという原理原則に期待をして投資を行うスタイルとなります。

中長期投資

3グロース株投資 数日から~

ねらい:キャピタルゲイン(値上がり益)

グロース株投資は、その名の通り(Growth)成長が見込める企業に投資を行う方法です。企業の業績から成長性が見込める企業に投資を行います。

成長性が著しいため短期間でも株価が数倍に上がることもあります、長期間の保有で100倍以上に値上がりしたヤフー株(現:Zホールディングス4689)もあり夢がありますよね、目指せテンバガーとはまさにこのことです。

・安値の時に保有できると資産が数倍になることも
・日中仕事をしていてもある期間保有するため選択可能となる
・中長期で保有するため短期でのニュースなどの影響は受けにくい

・ニュースになった時には既に割高になっているケースがある
・高値で購入した場合株価下落元の金額になるまで時間がかかる

4バリュー株投資 数ヶ月~数年

ねらい:キャピタルゲイン(値上がり益) インカムゲイン(配当金)

バリュー株投資は割安な株に投資し値上がりを待つスタイルです。対象となるのは成熟した企業となります。

ファンダメンタルズ分析が重要で企業を評価する指標の中でもPERやPBRなどを活用して業績は堅調なのに市場のほか様々な影響をうけ割安となってきた株をねらって購入する方法です。

・しっかり時間をかけて投資先を選択できる
・日中仕事をしていてもある期間保有するため選択可能となる
・中長期で保有するため短期でのニュースなどの影響は受けにくい

・短期間で稼ぐことができない
・大きく利益を出すことはできない

5インデックス投資 数ヶ月~数年

ねらい:キャピタルゲイン(値上がり益) インカムゲイン(配当金)

そもそもインデックスとは指標・指数のことで投資の世界では複数の企業の株価をひとまとめにした株価指数や、企業や国が発行する債券の値動きを表す債券指数などを指す言葉としてよく使われます。

ひとつひとつの企業情報を細かく判断把握するのは難しいのでひとまとめにして平均値をみてみようという数値のことです。世界には様々な株価指数があります。

インデックス投資とは対照のインデックスに連動するファンド(投資信託)やETF(上場投資信託)を購入する投資スタイルです。

引用画像:楽天証券

・企業の業績を理解する必要がない
・個別企業のニュースに影響されない
・プロの投資家に任せられる

・短期間で稼ぐことはできない
・大きく利益を出すことはできない
・手数料の落とし穴に注意

6高配当株投資 数年~

ねらい:インカムゲイン(配当金) キャピタルゲイン(値上がり益)

高配当株投資とは、企業が株主にたいしてその年に稼いだ利益をお返しする配当をねらい長期的に保有するスタイルとなります。

過去の企業情報を分析し堅実な業績、株主に対する配当継続意思の確認など安定的に配当を出し続けてくれそうな企業に投資をします。

例えばですが配当利回り5%の企業に投資をした場合、20年間その株を保有していた場合、株の取得価格分は全て返ってきた計算になります。(税金を無視します)

さらにその会社の株を保有していますので保有株の値下がりがない場合は手元資金は2倍に増えていることになります。たかが5%と思うかもしれませんがこのように考えると侮ってはいけない数字になります。

・配当金がもらえる
・値上がり益とダブルで儲かる可能性がある
・株式投資の知識とくにファンダメンタルズの知識がつく

・初心者では企業選択がむずかしい
・大きく利益を出すことはできない

おすすめの投資スタイルは?

投資スタイルを決めるには自分が何歳の時にいくら必要なのかを考え、リスクとリターンを考慮しスタイルを決めていく必要があります。

年齢要素

25歳の若いサラリーマンであれば、少々リスクを負った投資スタイルをとることもできると思いますし、コツコツと小額の投資を始めることも可能だと思います。

私も目指していますが『サイドFIRE』をしたいなら、仕事(給料)以外で稼ぐ力を付ける必要があり、投資はその最適な手段になると思います。

私が今20年前の自分にアドバイスできるなら間違いなく『インデックス投資』にコツコツ毎月投資をしなさいと言うでしょう。

性格要素

必ず自分の性格を考慮する必要があります。お金のことが気になって居ても立ってもいられないという人には、デイトレードなどの短期投資は向かないかもしれませんが、インデックス投資やバリュー株投資は合うかもしれません。

逆に投資でバリバリ儲けたいと考えている強気の性格であれば、すぐにお金を増やしたいし何年も待ってられない、グロース株に集中投資して一攫千金だという人もいるかもしれません。

投資資金要素

投資資金に関しては小額でも、まとまった資金でも投資スタイルに影響はありません。リスクとリターンを考慮して自分のいつまでにいくらを意識し投資スタイルを決定していきましょう。

まとめ

最後に以下日経平均のグラフとなります。過去20年のグラフを見ると、どのタイミングで投資を開始しても10年以上の保有でリターンを得られていることがわかります。

現在の株高相場で「たまたまこの10年間は『アベノミクス』などの好材料があり伸びてきている」とも言えますがさらに長期20年以上で見た際はやはり平均株価は成長をしています。

インデックス投資が初心者の方には最もおすすめと言える理由となります。

さらに米国の『S&P500』という指数の過去20年間の推移です、アメリカ合衆国圧倒的ですねアメリカはこのように過去長期間にわたり右肩あがりの成績を収め続けているのです。

あくまで過去の実績はこうだったということで、未来永劫ではないでしょう。ただ長期の保有をすることで成長率も織り交ぜたリターンを考慮すると

銀行の0.001%の利率を考えると平均7%前後の利回りを達成しているアメリカ市場は圧倒的だと思います。

私は全ての投資スタイルを実践したことはありません。特に『デイトレード』は自分にはリスクが高く向いていないと割り切っています。リスク許容できる人は試してみるのもありかとは思います。

投資を始めた当初は周りにすすめられ『スイングトレード』を選択し何銘柄か購入し値上がりする株も、値下がりし含み損で塩漬けという株もありました。

選択というより何も知らずに言われるがまま株を購入して、言われるがまま株を売るというのを繰り返していました。その結果は言うまでもなく負けの状態でした。

投資スタイルは個人の好みがありますのでこれが正解というものはありませんが以下のポイントからインデックス投資をおすすめします。

インデックス投資おすすめ

  • 誰でも投資90点以上の点数がとれる※1
  • 長期に安定した分配金をえられる
  • 株を選ぶ等の時間を費やす必要がない

インデックス投資をするには、ぜひつみたてNISAを活用しましょう。つみたてNISAに関する詳しい解説はこちら

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