株式投資

初心者におすすめの投資とは?【30代から始める小額投資】

投資を始めたいけど何をどうしたらいいのか分からない人も多いのでないでしょうか。このブログはそんな投資初心者に向けたまずは第一歩を踏み出そうという方向けの内容となります。

投資は初めが肝心だと思います。初めて投資に挑戦をする方が知識のない状況でこの会社名はよく目にするし、大手企業だからいいだろうと個別銘柄に集中投資をすると非常にリスクがあります。

自分が一生懸命貯めたお金がみるみるうちに少なくなる姿を想像してみて下さい。やはりリスクがあるから投資はやめておこう銀行が一番だと考える人は少なくないはずです。

だたし以下の情報読むと投資したくなりますよ、ぜひ最後まで読んでいってください。まず結論を言います『初心者はまず投資をはじめてみよう!!

投資を早めに始めたほうが良い理由を下記でくわしく解説します。

この記事でわかること

  • 投資をしている人の割合
  • 投資金額、保有している株の数
  • 投資をした方がいい理由
  • 30代から始めるおすすめの投資先は?

ではみていきましょう!!

投資っていうけどみんなしてるの?

実際投資をしている人はどれくらいるの?

まず皆さんは実際投資をしている人がどれくらいいるんだろうと気になりませんか?

2020年9月16日発表の日本証券業協会が示すデータによると、日本の投資人口は1,358万人(2019年度末時点)前年比+1.5% 19.6万人増ということです。

まあ日本の総人口約1億2500万人として10人に1人が投資をしている状況ということです。

個人投資家の平均株式保持数は?

それでは1投資家あたり何銘柄保有してるのか?こちらも同じデータから、1投資家あたり平均で4.17銘柄(2019年度末時点)を保有している状況です。

5年前の数字から+0.7銘柄アップしています。株式の分散化が進んできているといえますね。

平均株式保有金額は?

同じく2019年度末の保有平均金額は、1投資家あたり675.5万円(市況の影響を考慮した値)となり2年連続で減少トレンドとなっています。

これは個人投資家が増え小型株を購入していることが影響しているとのみかたができます。

投資ってみんなしてるの?まとめ

  • 投資している人は10人に1人
  • 平均保有銘柄数 4銘柄くらい
  • 1投資家平均保有金額675.5万円
  • 個人投資家が増加傾向にある

なぜ投資をするの?

証券投資が必要な理由は?

平成30年度 証券投資に関する全国調査(個人調査)より、投資は必要という人の理由(複数回答)の割合と、年齢別金融商品に占める株式保有割合をご覧ください。

出典:日本証券業協会証券投資に関する全国調査H30年度より
  • 現在の預貯金だけでは利息不足
  • 将来の資金として準備できる
  • 現状では将来が不安
出典:日本証券業協会証券投資に関する全国調査H30年度より
  • 年収が上がるほど金融資産を多くもっています

調査をもとにするとこうなります、お金は大事な資産なので銀行に預けるのが一番ではあるが、銀行に預けていても年率0.001%の金利では1年後にえられる利息は仮に1000万円資金があった場合でたった100円です。

これでは資産が増えない・・・なんとかしたいと思っている人たちが既に投資を始めています。また高年収になるほど投資に積極的な結果となっています。

現在の金利ではお金を銀行に預けていても10年後で1,000円、20年後で2,000円まったく増えません。

投資をおすすめする理由

厚生労働省の調査による「2018(平成30)年1月1日から12月31日までの1年間の所得」では30~39歳の世帯年収全国平均が614万8,000円となっています。

実際の手取りは473万円(2021年7月現在)となります。ここでは計算方法はおいておいて預貯金と投資積み立てどちらが有効か考えてみましょう。

定期預金積み立て想定

出典:金融庁ホームページ (※税金考慮はしていません)

内容はまぁ想像通りの結果となります。毎月5万円を20年間銀行に貯金をすると実際の元本が1,200万円となり仮に35歳から初めると55歳の時の預金額は、12,023,932円となります。

利息が23,932円しかつきません。

投資を行った場合

では利回り3%の株式に投資をした場合を見てみましょう。

出典:金融庁ホームページ  (※税金考慮はしていません)

同じように 毎月5万円を20年間株式投資を行い運用をすると実際の元本が1,200万円となり仮に35歳から初めると55歳の時の株式資産は、16,415,100円となり銀行預貯金だけをしていた場合との差額はなんと約439万円となります。

こう考えると複利の力は圧倒的ですね、この複利の力は投資期間が長ければ長いほど大きくなりますので、まずこの認識を持ちましょう。

30代から始めるおすすめ小額投資方法とは?

まず、初めにどんな株を購入すればいいんだろうか?という疑問が出てくると思います、日本に住んでいるんだし日本の企業を応援したいという意見が多いでしょう、しかしここでおすすめしたいのはあえてアメリカの株式それも『アメリカのETFへの投資』これをおすすめしたいです。

チョッパー

ここでワンポイント

ETF(Exchange Traded Fund)とは?
日本語訳は上場投資信託といいます。複数の企業をとりまとめた株式のいわゆるパックです。
証券会社の口座開設していれば誰でも購入することができます。

個別の企業への投資は、個別企業の業績に大きく左右されますがETFはその動きを抑えることができ安全であるともいえます。

アメリカのETFがおすすめな理由は?

アメリカ市場で有名なS&P500、NYダウ、NASDAQ100それぞれの過去指数をみても20年以上の保有でのリターンは10%以上となります。

先ほどの趣味レーションで計算したら約3,800万円の金融資産があり3%の配当で年間114万円手元に入る計算となります。もう少しで月10万円の不労所得が手に入るレベルになるのです。

気になる方は是非アメリカ版yahoo!で過去数字見れますのでリンク飛んでみてください。

おすすめのETF紹介

ティッカー:VTI (バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)

出典:Bloomberg
直近配当利回り1.21%※配当金で株価を割った数字です
経費率(信託報酬)0.03%※毎年取られます(運用コストにあたるものです)
年初来リターン 15.31%※年初の金額からの上昇率です
3年トータルリターン 17.53%※値上がり益(キャピタルゲイン)、配当金(インカムゲイン)含む
5年トータルリターン 17.03%※値上がり益(キャピタルゲイン)、配当金(インカムゲイン)含む
※2021年7月21日現在の計算結果です

VTIとは米バンガードが運用するS&P500に連動しS&P500銘柄を含む、アメリカの中小企業をあわせた3,500超の企業に分散投資を行うETFとなります。

指数は以下の通りです。経費率も重要です、投資信託などプロに任せれば安心というイメージがありますが、実際の銀行窓口などでの投資信託の経費率はひどいものだと3%とられたりします。

銀行がすすめるのだから安心と思わずに自分で直接購入していきましょう。

チョッパー

ワンポイント解説

バンガードとは?
アメリカの資産運用会社の1つで、資産運用で世界2位の会社です。現在のインデックス運用の生みの親ともいわれる世界最強の資産運用会社です。

ティッカーシンボルとは?
日本では各銘柄に証券コード(銘柄コード)とよばれる個別の番号がついていますが、アメリカではそれにかわりティッカーシンボルとよばれるアルファベットの個別表記が用いられています。

ティッカー:VT (バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)

出典:Bloomberg
直近配当利回り1.97%※配当金で株価を割った数字です
経費率(信託報酬)0.08%※毎年取られます(運用コストにあたるものです)
年初来リターン11.81%※年初の金額からの上昇率です
3年トータルリターン13.52%※値上がり益(キャピタルゲイン)、配当金(インカムゲイン)含む
5年トータルリターン13.85%※値上がり益(キャピタルゲイン)、配当金(インカムゲイン)含む
※2021年7月21日現在の計算結果です

VTとは同じく米バンガードが運用する、全世界約7,800銘柄に分散投資運用を行うETFとなります。先ほどの米国3,500社超だけでは心配、もっと分散が効いた良いファンドはないの?

という声にまさに答えているのがこちらの全世界ETFです。地球全体に投資をしていればどこかの国がつぶれても安心できるという投資スタイルです。

30代から始める小額投資まとめ

投資と聞くとどうしてもリスクが先にたつと思います。しかし冒頭にも書いた通りまずは一歩踏み出しましょう、やらずに会社からもらう給料のみをあてにしていては資産を増やすことはできません。

20年後、30年後の自分があれ少し周りと差がついてきたぞと思えるようにまさに今からその一歩を踏み出しましょう、今からでも全然遅くないです不労所得を増やし、会社のストレスから少しでも解放されましょう。

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